支部長あいさつ
支部長の弘田です。
今や600名を超える会員規模になった私たち城北支部ですが、さまざまな知見を有した大勢の会員の皆さんに加わっていただくことができたおかげで、地域企業に対してできる支援活動の厚みや幅も各段に広がってきたといえます。そのような状況の中、今後は以下の3つの方針を掲げ、支部運営に取り組んでまいります。
1)支部会員のさまざまな知見を結集し、地域企業の経営力向上に貢献する
前述の通り、今や600名を超えた支部会員のさまざまな知見を結集し、地域企業の経営力向上に貢献したいと考えております。地域行政・金融機関・支援機関・各区会などとも密な連携を図り、支援に取り組んでまいります。
2)会員間の研鑽を促し、組織全体の支援スキルを向上させる
中小企業を取り巻く環境が不透明さを増し、変化のスピードも速まる中、私たち中小企業診断士に求められる役割も変化してきています。そうした社会からの要請に柔軟かつ迅速に応えるべく、プロコン塾(能力開発推進部主催)、プロコンフォーラム(事業開発推進部主催)、各研究会主催セミナーなどの機会を通して組織全体の支援スキルの向上を図ります。また、前述した地域企業に対する実際の支援経験を組織にフィードバックして組織内に支援ノウハウを蓄積することで支援スキルの底上げを図ってまいります。
3)オープンかつタイムリーな情報発信を行う
城北支部には会員個々がどのような知見や支援実績を有しているかを登録するキャリアデータベースの仕組みがあります。城北支部内では派遣専門家、経営相談員、審査員など、メーリングリストを使って随時、担当者を公募する機会があります。公募案件に応募するためには、ご自身がこのキャリアデータベースに登録されていることが前提条件になりますが、これら登録者に対して今後もオープンかつタイムリーな公募情報の提供を行ってまいります。
以上は公募案件に関する情報ですが、それ以外の情報についても同様にオープンかつタイムリーな情報発信に努めてまいります。
最後になりますが、城北支部には12の部と6つの委員・室があります。役割や責任の所在は明確ですが、フラットな組織構成で、部門間の風通しも良く、いずれの部や委員でも自由闊達な議論が行われています。上意下達ではなく、それぞれがより良い環境にするためにどうしたら良いのか、自分達に何ができるかを考え、議論する文化が根付いています。城北支部の伝統ともいうべきこの文化を今後も継承していきたいと考えています。